目次
『冬の気分の落ち込みに要注意!ビタミンB6不足が及ぼす意外な影響とは』
冬になると何となく気分が落ち込む、やる気が出ない…そんな経験はありませんか?実は、その原因の1つに「ビタミンB6」の不足が関係している可能性があります。最近のオックスフォード大学の研究で、ビタミンB6が私たちの心と体に想像以上の影響を与えていることが明らかになってきました。
■なぜ冬場はビタミンB6が重要なのか?
日照時間が短くなる冬季は、体内で「セロトニン」と呼ばれる神経伝達物質の分泌量が減少します。セロトニンは別名”幸せホルモン”とも呼ばれ、私たちの気分の安定や幸福感に深く関わっています。
そしてこのセロトニンの生成に不可欠なのが、実はビタミンB6なのです。さらに最新の研究では、望ましくない行動パターンのコントロール能力など、「努力を要する認知プロセス」にもビタミンB6が重要な役割を果たしていることが分かってきました。
■ビタミンB6不足のサイン
ビタミンb6が不足してくると。。。
- 気分の変動が激しくなる
- 末梢神経障害
- 皮膚の発疹
- 口角のひび割れ
- PMSや月経の不調
- 重度の場合は皮膚炎や貧血の可能性も
■女性の健康に特に重要
ビタミンB6は特に女性の健康に重要な栄養素です。エストロゲンやプロゲステロンといった性ホルモンの合成とバランスをサポートする働きがあるため、ホルモンバランスの乱れによる不調の予防にも効果的です。
■効果的な摂取方法
ビタミンB6が多く含まれる食品
- 魚類
- 牛レバー
- 鶏肉
- 七面鳥
- 牛肉
- ヒヨコ豆
- 緑の葉野菜
- でんぷん質の野菜
ベジタリアンの方も、豆類やレンズ豆、さまざまな緑の野菜から十分な量を摂取することが可能です。
■ベースコンディショニングラボからのアドバイス
もしビタミンB6不足が気になる場合は、いきなりネットでサプリを購入したりせず、かかりつけ医、専門医に相談することをお勧めします。血液検査を通じて、現状を正確に把握し、適切な対処法を見つけることができます。
冬季の不調は「仕方ない」と諦めていませんか?ビタミンB6の適切な摂取を意識することで、心も体も健やかに冬を過ごせるかもしれません。毎日の食事を少し見直してみることから始めてみましょう。
コメント