【結論】「胸椎のモビリティエクサイズ」で胸椎は柔らかくなりません
胸椎が固いと言われ、どうしたら柔らかくなるのかネットで探していたら【胸椎のモビリティエクササイズ】というのを見つけました。結構頑張っているのですが中々柔らかくなりません。本当に効果があるのでしょうか?
胸椎を柔らかくするエクササイズとして紹介されることが多いエクササイズですね!先に結論から言いますとかなり難しいです。
え!そんなに難しいエクササイズなんですか?
はい!というかほとんど無理です。胸椎のモビリティエクササイズだけでなく、胸椎を柔らかくするエクササイズ、背骨を柔らかくするエクササイズも同様です
じゃ何のためにあるんですか?
胸椎のモビリティエクササイズの目的は主に二つです。
一つ目は「もともと胸椎が柔らかい人が固くならないように予防として行う」
二つ目は「胸椎の柔軟性がしっかりある人が、持っている可動域の中で操作性を上げるために行う」ためなんです。
じゃ何で胸椎を柔らかくするエクササイズって紹介されてるんですか?
モビリティっていう言葉の解釈を間違ってしまっているのと、エクササイズの見た目が柔らかくなりそうな感じがするからじゃないでしょうか?
どういう意味ですか?
そもそもモビリティエクササイズって体の操作性、コントロール能力を上げるのが目的なんです。モビリティって聞くと柔軟性っていう気がしますが柔軟性を上げるためのエクササイズだったら既にストレッチってのがありますよね?
確かに。。
なのでモビリティエクササイズを日本語でそれっぽく言い直すと「操作性(を上げる)エクササイズ」という方が合っているような気がします。実際エクササイズもそこを重視しているので。
じゃ胸椎が固い人はどうしたらいいんですか?
私が丁寧に固まっている関節をひとつひとつ手技で調整していきますので一度体験して見てください!
痛くないですか?
固まっている人は最初は結構痛いですが、平均で5回ほどであらかた動くようになります。柔らかくなれば途中で気持ちよくて寝てしまう方もいらっしゃいます。初めて受けられた方は信じられない方もいらっしゃいますがww
一度やってみようかな。。。。
詳しく説明していきます
胸椎のモビリティエクササイズを「胸椎を柔らかくしたい!」という目的のために行う場合、ほとんど無理だと考えた方がいいかも知れません。私も運動指導やトレーニング指導をするので自分でもできる胸椎を柔らかくするエクササイズとして胸椎モビリティエクササイズを指導していた時期があるのでわかるのですが、一度固くなった胸椎を【胸椎のモビリティエクササイズ】などで柔らかくすためには、
- 何年という時間を頑張り続ける根気
- 胸椎のストレッチをした時に狙ったところ以外にストレッチが効いた場合、それを感じ取って修正できる優れた感覚。
この二つが必要になります。どちらが欠けていても絶対に不可能です。
そもそも【胸椎モビリティエクサイズ】は胸椎を柔らかくするためにあるものではありません。
「胸椎のモビリティエクサイズ」の本当の目的
胸椎モビリティエクサイズの本当の目的。それは
- もともと胸椎が柔らかい人が固くならないように予防として行う
- 胸椎の柔軟性がしっかりある人が、持っている可動域の中で操作性を上げるために行う
この二つが大きな目的です。
①もともと胸椎が柔らかい人が固くならないように予防として行う
胸椎を動かしてみて「あっ!なんか今日はいつもよりも胸椎硬いなぁ。。寝る前にリセットしておくか!」という感じでやっていただくためのものです。
もしパーソナルトレーニンングを受けていて「胸椎モビリティエクササイズ」を行う場合は「胸椎が固いみたいですがいつもよりも固い感じですか?」という質問に対して「いつもはもっと動くんですが昨日スマホで映画見ちゃって!」という感じの時に行うものです。
あくまでも胸椎モビリティエクササイズは【予防】としてのものだという事を絶対に覚えておいて下さい
②「胸椎モビリティエクサイズ」の本当の目的
もう一つは既に胸椎の柔軟性がある人が【胸椎の正しい位置】【胸椎の正しい使い方】を身につけるためのものです。
ピラティスのエクササイズの多くはこれに当てはまります。
「もう少し胸を開いて」と言われた時に胸椎が硬くて出来ない!という場合、実はピラティスの効果はほとんど期待できません。胸椎の柔軟性はあるけど正しい位置を理解してなくて正しい位置を身体に覚え込ませるためにするのがピラティスの本来の使い方です。
猫背の人が胸椎伸展の代わりに腰を反って正しい姿勢を取ろうとして、「反り腰」になっている場合、「肋骨を締めて」や「恥骨を引き上げて」など支持されることがあると思いますが、胸椎が固くてどうしても正しい位置が取れない場合、多くの人はいつまでエクササイズを続けてもほとんど改善することはありません。
固くなった胸椎を柔らかくする【肋骨はずし整体+】
なぜ肋骨を触ると背中が柔らかくなるの?
胸椎には頚椎、腰椎にはない肋骨という骨が胸椎を取り巻くようについています。背中が丸く猫背になるとこの肋骨と胸椎の間の関節に遊びがなくなり肋骨が胸椎をギブスのように固めた状態になります。
猫背というのは背中が丸くなっただけでなく、この胸椎と肋骨の間にある関節の遊びがなくなった状態とも言えます。
肋骨はずし整体+
関節が動くためにはこの「関節の遊び」が必要なのですが、肋骨はずし整体はこの胸椎と肋骨の間の「遊び」をつくることができます。
肋骨はずし整体+(プラス)は胸椎と肋骨の間の関節に遊びをつくることで動きやすい胸椎を手に入れていただいてから、正しい胸椎の使い方を覚えていただいたり、胸椎の伸展可動域が増えた状態でトレーニングやエクササイズの指導を行います
24時間オンライン予約
どのコースが自分に合っているか分からないという方は、お気軽に公式ラインまたはお電話でご相談ください。
肋骨はずし整体 +(プラス) | 11,000 |
機能改善・パフォーマンスアップトレーニング | 11,000 |
ボディメイク&ダイエット | 11,000 |
整体(痛み/痺れ/骨盤調整/仙骨調整/肋骨はずし整体/筋膜リリース/) | 11,000 |
bodywork studio
BASE CONDITIONING LABO.
604-8226 京都府京都市中京区西錦小路町263 NAUTICA BUILDING C-103
080-1478-5051
コメント